青色申告 65万円控除、
取り方の全部。
要件・4ステップの始め方・会計ソフト3社比較・12ヶ月の実務スケジュール・控除額の試算。 青色65万円控除をここで完結させます。「白色のままでいいや」と諦めかけている個人事業主が、年10〜20万円の節税を取り戻すためのガイド。
65万円控除が取れる5条件
下記5つすべてを満たすと最大65万円の所得控除。1つでも欠けると55万円・10万円・0円に下がります。
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1
事業所得または不動産所得(5棟10室以上)
給与所得の副業で「雑所得」扱いだと青色控除は使えない。継続性・規模・帳簿付けで事業所得認定を取る必要あり。
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2
複式簿記による記帳
単式簿記(家計簿レベル)だと10万円控除止まり。今は会計ソフトが自動で複式仕訳を作るので実務的なハードルは低い。
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3
e-Tax申告 または 優良な電子帳簿保存
紙提出(55万円止まり)ではなく e-Tax を使う必要あり。マイナンバーカード+スマホ読み取り、または会計ソフト直送が便利。
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4
期限内申告(翌年3/15まで)
1日でも遅れると65万円→10万円に格下げ。確定申告期間中(2/16〜3/15)に e-Tax 送信を完了させる。
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5
事前に青色申告承認申請書を税務署へ提出
開業から2ヶ月以内 or その年の3/15まで。これを出し忘れると翌年からしか青色申告できない。最重要の事務手続き。
4ステップで始める
開業から65万円控除を取るまでの実務フロー。最短ルートはここ。
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STEP 1
開業届を提出
期限: 開業から1ヶ月以内「個人事業の開廃業届出書」を所轄税務署へ。e-Tax / 郵送 / 持参のどれでも可。 freee開業 や マネーフォワード開業届で書類自動作成すると数分で完了。
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STEP 2
青色申告承認申請書を提出
期限: 開業から2ヶ月以内/その年の3/15までこちらが本命。開業届と同時に出すのが鉄則(後でやろうとすると忘れる)。出し忘れると翌年からしか青色申告できない=今年の控除はゼロ。
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STEP 3
会計ソフトで複式簿記
期限: 取引のたび/月次まとめでも可freee / マネーフォワード / 弥生のクラウド会計から1つ選んで、銀行・カードと連携。日々の取引を記帳。月1回まとめてやってもOK。年末に駆け込むと地獄なので最低でも四半期に1回はチェック。
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STEP 4
e-Taxで確定申告
期限: 翌年2/16〜3/15会計ソフトから直接 e-Tax 送信できるので、ボタン数回で完了。マイナンバーカード+スマホ読み取りで認証。紙提出に切り替えると55万円控除に格下げになるので絶対に e-Tax で。
控除額シミュレーター
青色申告特別控除を 0/10万/55万/65万円 に切り替えた場合の税額差を概算します。
単位:万円。青色申告控除を引く前の金額
単位:万円。国保+国年など
1人あたり38万円で簡易計算
単位:万円。iDeCo・生命保険料控除等
各控除区分の比較
| 区分 | 所得税+住民税 | 白色との差額 |
|---|---|---|
| 白色申告(控除0万) | - | - |
| 青色 10万円 | - | - |
| 青色 55万円 | - | - |
| 青色 65万円 | - | - |
控除区分ごとの税負担(積み上げ)
※ 概算です。住民税の均等割・森林環境税は固定金額のため、差額計算では同額として相殺されます。
会計ソフト 3社比較(freee / MF / 弥生)
65万円控除の実務では会計ソフト導入がほぼ必須。3社の特徴を1表で。
| 項目 | freee 会計 | MF クラウド | やよいの青色 |
|---|---|---|---|
| 月額(最安プラン) | 980円〜 | 980円〜 | 初年度0円 |
| 複式簿記の自動化 | ◎ 質問形式 | ○ 仕訳 | ○ 仕訳 |
| 銀行・カード連携 | ○ | ◎ 強い | ○ |
| e-Tax 直送 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 経理経験 不要 | ◎ 初心者向き | ○ 経験者向き | ◎ 初心者向き |
| サポート | チャット | チャット・メール | 電話◎ 老舗 |
| こんな人に | 簿記知識ゼロから始めたい | 取引数が多い・複数事業 | 無料で試したい |
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青色申告で困らない 12ヶ月スケジュール
年末に駆け込みで全部やろうとすると地獄。毎月コツコツやれば確定申告は1日で終わります。
つまずきポイント FAQ
Q. 複式簿記って何?難しそう…
貸借両面で取引を記録する方式。会計ソフトを使えば自動で複式仕訳が作られるので、簿記知識ゼロでもOK。 freee は「質問形式」で取引を入力するだけで複式簿記が完成するように設計されています。
Q. e-Tax の認証ってどうやるの?
マイナンバーカード+スマホでQRコードを読み取る方式が現在の主流。 会計ソフトから直接 e-Tax 送信できるので、ボタン数回で完了します。マイナンバーカードがない場合は税務署で ID/パスワード方式の利用届を出せば使えます。
Q. 青色申告承認申請書を出し忘れた…
翌年からしか青色申告できません(今年の確定申告は白色申告)。 翌年3/15 までに出せば来年分から青色65万円控除を狙えます。開業した年は時間との戦いなので、開業届と同時に必ず出すのが鉄則。
Q. 副業(雑所得)でも青色申告できる?
雑所得は青色申告対象外です。事業所得として認定される必要があります。 国税庁通達では「記帳・帳簿書類の保存」「継続性・反復性」「事業規模(おおむね年300万円以上の収入)」などで判定されます。サラリーマンの単発副業は雑所得扱いになりがち。
Q. 1日でも遅れると本当に10万円控除になる?
はい。3/15を1日でも過ぎると、65万円・55万円控除は10万円に格下げ。さらに無申告加算税・延滞税もかかります。 ギリギリに送らず、3/10 までに e-Tax 送信完了を目標に。
Q. 65万円控除の節税効果はいくら?
控除65万円 × 限界税率(所得税+住民税)で計算。 所得税15%(課税所得330万〜694万円帯)+ 住民税10% = 25% の人だと、65万円 × 25% = 約16万円の節税。 所得税23%帯なら約21万円。所得税33%帯なら約28万円。 ↑のシミュレーターで自分の数字を試算してください。
会計ソフト・税理士サポート
65万円控除を取るための主要ツールと、判断に迷ったときの相談先。
質問形式の入力で複式簿記の知識がなくても帳簿が作れる。e-Tax連携で65万円控除に対応。
明細自動取り込みで仕訳の手間を大幅に削減。経理経験者向け。
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